ストーリー

『ぼくらの地球』のはじまりと、未来のストーリー。

『ぼくらの地球』のはじまりと、未来のストーリー。

EPISODE

01.『ぼくらの地球のはじまり

私には、カンボジアに大切な家族がいます。「家族」といっても、実際に血が繋がっているわけではなく、旅の途中で出会ってそのまま住み着いた、そんな不思議な関係です。それでも、私たちは心の家族と呼び合えるほど、お互いを許し合っています。
 
2020年に世界で始まったパンデミック。それにより、私はカンボジアの家族に会えなくなってしまいました。
連絡用に渡したスマートフォンで毎日のように送ってくれる子どもたちの声を聞けば聞くほど、会いたさは募るばかりです。
もしかすると一緒に過ごしていた頃よりももっと、彼らのことを深く考えるようになったのかもしれません。
 
私はこれまでにたくさんの途上国に足を運んで、現地の人に触れました。
そんな中で痛いほど気付かされたのは、先進国の影響で環境的にも経済的にも重荷を背負わされてしまっている途上国の現状です。
 
会えなくなってしまった今、彼らに直接触れることができなくなった今、
カンボジアの子どもたちの未来のために、これまで出会った子どもたちの将来のために、そして、そばにいる私たちの大切な子どもたちのために、何ができるのか。
 
それは、『今日からできる小さなこと』でした。
 
恵まれた国に住む私たちが少しの工夫でできる小さなアクションは、私たちの暮らしのみならず、巡り巡って繋がって、きっと世界をよりよくできるのです。
 
だから、私は『ぼくらの地球』を始めようと思い立ちました。
 
だって、私一人の力では何もできないですから。
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02.優しい気持ちが集まる場所に


「地球の将来」なんて壮大なテーマにおいては、私も素人のようなもの。だからこそ、誰にでもできる不完全な、小さなことでいい。たくさんの方々のお話や、アイデアに触れてみたいのです。


『ぼくらの地球』は、「できていないこと」を指摘しあう場ではなく、
「今日できたささやかなこと」や「明日からできる些細なこと」をシェアできる優しいコミュニティを目指します。

お互いを尊重しながら、
美しい地球や幸せな暮らしを先のすべての世代へ引き継ぐためにできる小さな一歩を、みなさんと踏み出せればと考えています。
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03.南の島の話

年に数回訪れる南の島での出来事でした。
世界指折りの美しいビーチの夕日を前になんでもない時間を過ごすために私は海に向かいました。

宿から西に歩けば、
そこには見渡す限りの砂浜と、どこまでも広がる水平線があるはずでした。

しかし、その日は違いました。
美しいはずの砂浜には、ペットボトルや空き缶やプラスチックの残骸が、それこそ見渡す限りに打ち上げられていました。

「これは一体?」

あまりにも違う光景に、私は地元の人に尋ねました。
彼によれば、島から遠く離れた先進国で捨てられたゴミたちが、海流に乗ってこの浜辺に打ち上げられるのだそうです。

とても美しい島の人々が、どこか知らない国の人々の捨てたゴミで、その豊かさを奪われてしまっているのです。
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04.セーショルのビーチが消える

東アフリカのセーシェル諸島は、その島々自体は気候変動に加担していないにもかかわらず、その影響を最も受けやすい島々として知られています。

先進国が排出した温室効果ガスによる気温上昇によって引き起こされた海面上昇で、セーシェル諸島多くの美しいビーチは失われ、多くの人が家を追われてしまったのです。
それに大量のサンゴが白化し、固有種も絶滅してしまいました。
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05.豊かさはどこへ?

私の心の家族が住むカンボジアの村でのお話です。
その日はいつもと違って、深夜に空港に到着したので、家族の迎えではなく、バイクタクシーで村に向かいました。
ドライバーさんは喜んで言いました。
「君が今日初めてのお客だよ。」
支払いは、たったの10ドル。

海外配車企業や大手旅行会社と契約できないドライバーさんたちは、その職を失いつつあるそうです。

村にはドライバーの仕事でなんとか暮らそうとしている人もいます。
彼は、毎朝3時に起きて、ツアー客を迎えに行きます。
そして、夕方に家に帰ってきます。
彼は言います。

「どれだけのツアー客を運んでも、僕はほとんどただ働きです。それでも仕事を断れば、次の仕事がもらえなくなるから。」

裕福な国のツアー客が支払ったお金は、どこへ消えているのでしょうか。
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06.排水溝から世界が変わる

これらは遠い世界のお話ではありません。
 
ある学者の言葉が私の心に残っています。
 
「我々は、”たった一度”のために、”一生残り続ける”プラスチックを、使い捨てている。」
 
生活から直ちにプラスチックをゼロにする。それはなかなかに難しいですよね。
それでも、今よりマイナスにすることはできるような気がするんです。
 
例えば、レジ袋を断る。それだけで立派なマイナスです。
 
排水溝から流した水は、浄水場を通れば綺麗になる、わけではないのも事実です。
 
例えば、洗剤を環境にいいものに変えてみる。
それだけで、立派なマイナスです。
 
豊かさが本当に細部まで届いているのかを、少しだけ考えてみるのもいいかもしれません。
 
例えば、毎朝のコーヒーをフェアトレードのものに変えてみる。
それだけで、立派なマイナスです。
 
『ぼくらの地球』は、そんな些細なアイデアや情報をシェアできる優しい空間を目指しています。
 
私たちや、その先のすべての世代が、今日も明日も明後日も笑って暮らせるための、些細な一歩。
一緒に踏み出しませんか?
 
優しい心で、みなさまをお待ちしています。
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07.ぼくらの地球』は、どんなことをする場所?

ここでは、誰もが聞き手で、誰もが話し手です。
決まった”何か”をしなければならない場ではありません。
 
私たちからは定期的に、サービスを企画させていただきます。環境に優しいアイテムをプレゼントしたり、興味のある分野の講座を開催したりと、毎回違った内容の予定です。コロナが落ち着けばみんなでゴミ拾いをしたり、途上国へのスタディツアーなんかもいいですね。 
メンバー本人はもちろん、そのご家族とも繋がったり、気の合うお友達とも繋がったり・・・。

「このスポンジ良かったよ!」といったささやかな情報共有から、本業を活かした仕事を依頼し合うのもあり。
人にも地球にも優しい知恵とマインドを共有ませんか?
 
水の雫ならぬ“優しさの雫“で、愛の波紋を拡げましょう。

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08. 『ぼくらの地球』の展望

ここが何年か後に、ちょっとした「ふるさと」と呼べるような場所になれば嬉しいです。
 
誰かのことを心配できるということは、とても平和なこと。
いつだって、何かを学びたいと思うきっかけは、「大切な人」だと思います。
 
ここに集う人が、まるで家族のようにお互いを心配し、労り合う。そんな温度のある場所を目指しています。

誰にとっても、自分のことを無条件に認めてくれる場があることはとても大切なもの。人種や性別、生活環境や特性などでカテゴライズされることなく、自分が自分でいられる場所。
そんな、「心のふるさと」のような温かい場所を、みなさんと一緒に作っていきたいです。

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